土の記憶を、今の暮らしへ ー 益子焼 田尾明子

益子を拠点に制作を行う陶芸家 田尾明子さん。
土の表情を活かした造形と、日常使いを前提とした実直な器づくりが特徴です。
華美ではないのに、確かな存在感を放つその作品には、使い手の暮らしに寄り添う思想が息づいています。
いつものお料理が、きちんと美味しそうに見える器
装いを選ぶように、器もまた日々の暮らしを形づくるもの。
益子の土を使い、無理のない佇まいと使いやすさを大切に作られる田尾明子さんの器は、和洋を問わず、日常の食卓にすっと馴染みます。
華やかに主張するのではなく、料理や時間を受け止められるような静かな存在感。
シンプルでありながら、料理をやさしく引き立て、どんな献立にも自然と寄り添います。
肩の力を抜いて使える心地よさの中に、ふとした瞬間に気づく美しさ。
使い続けるうちに手に馴染み、少しずつ愛着が深まっていくのも魅力です。
暮らしの流れの中に自然と溶け込み、気づけば生活の一部になっている。
田尾明子さんの益子焼は、毎日の食卓にほどよい余白と落ち着き、そして静かな心地よさをもたらしてくれる器です。
■ポットB
益子の土と伝統技法を生かして作られた、素朴で温かみのあるポット。
ぽってりとしたおおらかなフォルムは、思わず両手で包み込みたくなる佇まいです。
変化に富んだ釉の表情が静かな存在感を放ち、和洋問わず食卓に自然と馴染みます。
見た目よりも軽く、扱いやすいサイズ感も魅力。
毎日のお茶の時間に寄り添う、気取らない美しさを備えた一品です。
■ワラ大鉢
藁を用いた焼成によって生まれる、豊かな表情が魅力の大鉢。
炎と灰の作用が生む自然な景色が、一点一点異なる深みのある佇まいをつくり出します。
おおらかなサイズ感と安定感のあるフォルムで、
煮物やサラダ、麺料理、果物の盛り合わせまで幅広く活躍。
料理を受け止め、引き立てながらも、食卓に静かな存在感を添えてくれます。
日常使いの中でこそ、その素朴で力強い美しさを実感できる一枚です。
■こびきナス鉢
益子の土に白化粧(こびき)を施し、素朴さの中に凛とした表情を宿すナス形の鉢。
やわらかな曲線とほどよい深さがあり、
煮物やサラダ、果物など日常の盛り付けに自然と寄り添います。
手仕事ならではのわずかな揺らぎや、釉の表情の奥行きも魅力。
和洋問わず料理を引き立て、毎日の食卓で気負わず使える一枚です。
■アケビ豆鉢
アケビの実を思わせる、ころんと愛らしいフォルムの豆鉢。
益子の土の素朴さを生かしながら、やさしい丸みと手のひらに収まるサイズ感に仕上げられています。
小さくても存在感があり、珍味や薬味、
ちょっとした副菜をのせるだけで食卓にリズムが生まれます。
ひとつひとつ異なる表情や釉の揺らぎも魅力で、集めて並べても楽しい器。
日常の中でさりげなく使いたくなる、温もりのある豆鉢です。
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田尾明子
田尾明子さんは、広島出身の陶芸家。
1985年より愛知県砥部、1992年より益子での修行を経て、1996年益子にて築窯、独立し、現在も益子で作陶されています。
田尾明子さんの作品は、土ものらしい温かみが拳に伝わります。
織部や藁灰釉、粉引など、高度な知識と技術なくして生み出せないであろう多彩な表情の器はどれも色味と質感が美しいです。
奔放で力強いラインと美しい色味、正当な上質感が魅力的です。
なおかつ、使い心地が良いので、日々の暮らしに溶け込みます。
